微表情

フラッシュのように一瞬で表れては消え去る微妙な表情、微表情。このブログでは、微表情、表情、顔を始めとした非言語コミュニケーションの研究や実例から「空気を読む」を科学します、「空気」に色をつけていきます。

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

新世代のウソ検知の科学①―新世代のウソ検知の科学とは?

本日より、いよいよウソ検知の科学シーズンⅡのスタートです! ウソ検知の科学シーズンⅠでは、これまでのウソ研究で明らかになったウソ検知法、ウソのサインの集大成を非言語情報に焦点を当てご紹介してきました。 実験室や実際の取調べの様子、会見映像で証…

私の微表情活用生活その①―その「軽蔑」、どこに向けられているのか?どこまで情報を共有すべきか?

本シリーズでは、私がビジネスや日常生活の場面でどのように微表情を活用しているのかをご紹介したいと思います。 本日は、「軽蔑」微表情です。 私がある人と交渉している場面を想定して下さい。 私が交渉相手の顔から「軽蔑」微表情を読みとるところからス…

全ての取り調べに関わる人々へ

様々な場所で研修をしていると度々、質問されることがあります。 「どのくらい勉強すれば、非言語の知見を現場で使えるレベルになりますか。」と。 現場の定義が難しいのですが、だいたい次のように答えます。 「座学、実習、自習含め、最低100時間は必要で…

非言語コミュニケーションの影響ーホテルマン編

前回に引き続き、サービス業ネタをまた一つご紹介したいと思います。 サービス業に携わる方ならば、日々誰もが接客には気を使っていることと思われます。接客時に使用する言葉に気を遣うのは当然ではありますが、言葉で表すことの出来ない部分、つまり非言語…

サービス業、スマイルで仕事のミスを誤魔化せる?

サービス業とスマイルの関係について前に書いたブログが、最近なぜかアクセスが高まっています。 (本ブログ内「もう一度はじめから丁寧にーなぜサービス業にスマイルが必要なのか?」を参照して下さい。) そこで、サービス業の中にあるスマイルネタについ…

子どもの観察力と大人の観察力、どちらが凄いのだろうか?ーその②

先週の記事で、表情の真偽を区別する実験において大人の方が子どもよりも成績が良いということをご紹介しました。2秒間、真の表情が提示され、2秒間、ウソの表情が提示され、その区別をする実験でした。 一方で、子どもの方が大人よりも微表情の識別率は高…

2016年2月6日(土)キャリタス就活フォーラムDISCOイベント振り返り

本日は、本日開催されましたキャリタス就活フォーラムby DISCO様のイベントを振り返らせて頂こうと思います。 本日は、面接対策&OB・OG対策を通じて、相手の意図を感じ、自分の想いを正しく伝え、コミュニケーションの場を適切に治めるためのTipsをお話しさ…

子どもの観察力と大人の観察力、どちらが凄いのだろうか?ーその①

私たち大人は、ときどき子どもが放つふとした言葉に「ドキッ」とさせられたり、大人では思いつかないような発想が出てくることに感心させられ、子どもの直感的な観察力の凄さに驚かされます。 私たち大人は、子どもよりも優る言語運用力や論理力、様々な経験…