微表情

フラッシュのように一瞬で表れては消え去る微妙な表情、微表情。このブログでは、微表情、表情、顔を始めとした非言語コミュニケーションの研究や実例から「空気を読む」を科学します、「空気」に色をつけていきます。

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

面接テクニック・シーズン1-⑤IIE面接テクニックの構造DEF

本日はIIEテクニックの構造DEFについて紹介したいと思います。 Discrepancies―不整合 不整合とは、言語内及び、言語と非言語との間に生じる食い違いのことです。言語内の不整合は、被面接者の発言内容と物的証拠・記録、発言内容内での食い違いが一般的です…

面接テクニック・シーズン1-④IIE面接テクニックの構造ABC

本日はIIEテクニックの構造ABCについて紹介したいと思います。 Awareness―意識 面接官は、被面接者に向ける意識と同時に自身の見た目や振る舞い、偏見について意識を向けるべきなのです。それは面接官の態度が被面接者に様々な影響を与え、正確な情報を得る…

『顔は口ほどにモノを言う!ビジネスに効く 表情のつくり方』に込めた想い③―執筆のモチベーション舞台裏

2016年8月、『微表情を見抜く技術』(飛鳥新社)、同年11月、『「顔」と「しぐさ」で相手を見抜く』(フォレスト出版)、そして本年12月7日に拙著3冊目となります、『顔は口ほどにモノを言う!ビジネスに効く 表情のつくり方』(イーストプレス)を上梓させ…

『顔は口ほどにモノを言う!ビジネスに効く 表情のつくり方』に込めた想い②―説明知と生活知とのハイブリッド

3冊目となります拙著、『顔は口ほどにモノを言う!ビジネスに効く 表情のつくり方』(イーストプレス)を2017年12月7日に上梓させて頂きます。 本日は本書にかけた想い第二弾です。 私は自分の仕事を通じて自分の考えを世の中に表明したいと日頃より考えて…

面接テクニック・シーズン1-③IIE面接テクニックの構造

本日はIIEテクニックの構造の大枠について紹介したいと思います。IIEでは、面接者が面接場面で不正確な情報を得てしまう総量を最小化させ、正確な情報を取得する総量を最大化させるための6つの大枠があります。それらはアルファベット順に次の6つのキーワー…

『顔は口ほどにモノを言う!ビジネスに効く 表情のつくり方』に込めた想い①―なぜ表情分析の専門家が表情のつくり方について書くのか?

2017年12月7日に私、清水建二の3冊目となる書籍を上梓させて頂きます。題名は、 『顔は口ほどにモノを言う!ビジネスに効く 表情のつくり方』 です。 イースト・プレスさんから出版させて頂きます。 今回の書籍がこれまでの拙著と異なる大きな点は、表情の…

面接テクニック・シーズン1-②IIE面接テクニックの前提

前回から、IIEテクニック、すなわち法の執行及び国家安全のための対人評価テクニック(The Improving Interpersonal Evaluations for Law Enforcement and National Security technique)を紹介しております。前回は前提①を紹介しました。本日は前提②と③をご…

面接テクニック・シーズン1-①IIE面接テクニックとは?

本日は面接テクニックについてご紹介したいと思います。面接などの人を介した情報収集を適切に行うには、微表情を含むボディーランゲージの観察や戦略的な質問法、話の聞き方である傾聴法といった個別スキルの向上を目指すことは言うまでもありません。しか…

困り顔をする犬と適応の話

一時期、困り顔という表情が流行りましたよね。困ったように見える表情の作り方やメイクの手法がメディアなどで紹介されていました。困り顔、もとい困り表情の平均的な表情を具体的に記述すると、 眉の内側が引き上げられる+眉が中央に引き寄せられる+下唇…