微表情

フラッシュのように一瞬で表れては消え去る微妙な表情、微表情。このブログでは、微表情、表情、顔を始めとした非言語コミュニケーションの研究や実例から「空気を読む」を科学します、「空気」に色をつけていきます。

『顔は口ほどにモノを言う!ビジネスに効く 表情のつくり方』に込めた想い③―執筆のモチベーション舞台裏

 

20168月、『微表情を見抜く技術』(飛鳥新社)、同年11月、『「顔」と「しぐさ」で相手を見抜く』(フォレスト出版)、そして本年127日に拙著3冊目となります、『顔は口ほどにモノを言う!ビジネスに効く 表情のつくり方』(イーストプレス)を上梓させて頂きます。

 

本日は本書にかけた想い第三弾です。

 

今回は執筆の舞台裏について書かせて頂きたいと思います。

 

今年の5月にイースト・プレスの編集の木下さんという方から本書の企画を頂きました。実は同時期に別の出版社からも企画を頂いておりましたが、私は木下さんと仕事をしたいと考え、木下さんのオファーをお受けし、本書を執筆していくこととなりました。

 

書籍を書くという行為によって、書籍が完成し、世に出回り、感想を頂く、人の人生に良い影響を与えることが出来る、世界が変わる、世界を変える、こうした瞬間や経験を筆者は味わうことが出来ます。こうしたことは筆者に無上の喜びを与えてくれるのですが、それには裏返しがあります。執筆中の身体と精神は擦り切れ、魂は疲弊していきます。疲労とストレスの極致。神経衰弱。

 

そうした中で、後者のマイナスを前者のプラスで凌駕させ得る可能性を持ち、作家の一番の理解者・伴走者になり得る存在が、編集の方なのです。

 

だから編集の方は大切なのです。

 

木下さんは、私のもとへ企画を持って来られる前の段階で、しっかりと私の専門性や志向を理解されていました。企画を見せに来て頂いたときも、私の書きたいことを理解して頂き、私が納得する形で執筆をスタートさせることが出来ました。

 

執筆中も、私の書きたいことと世間が知りたいであろうこととの擦り合わせや、わかりやすい表現、正確な言い回し、など多分にアドバイスをして頂き、一つ一つ納得しながら、満足出来る仕事が出来ました。

 

書籍が形になると編集の方の努力は、筆者の名前に埋もれてしまいます。しかし今回のような素敵な書籍が完成した背景には、イースト・プレスの編集、木下衛さんの並々ならぬサポートがありましたことを、感謝の意味を込めて、ここに記させて頂きたいと思います。

 

筆者:清水建二、編集:木下衛のコラボレーション、『顔は口ほどにモノを言う!ビジネスに効く 表情のつくり方』、ぜひ一人も多くの方に読んで頂きたいと思います。

 

 

清水建二

紹介図書

 

ビジネスに効く 表情のつくり方 (顔は口ほどにモノを言う!)

ビジネスに効く 表情のつくり方 (顔は口ほどにモノを言う!)