微表情

フラッシュのように一瞬で表れては消え去る微妙な表情、微表情。このブログでは、微表情、表情、顔を始めとした非言語コミュニケーションの研究や実例から「空気を読む」を科学します、「空気」に色をつけていきます。

2024年4月期開講コース紹介第二弾「テクニックの理論を理解し、応用力を高める!学術論文読解コース」

こんにちは。株式会社空気を読むを科学する研究所の清水建二です。
第一弾に続き、本日も弊社主催2024年4月開講のコースについて紹介したいと思います。

 

本日紹介のコースは、2024年4月19日 (金) 開講「テクニックの理論を理解し、応用力を高める!学術論文読解コース」です。

 

弊社のセミナー、コース、社員研修、コンサルテーションは、全て科学知見が土台にあります。平生は、科学知見を簡潔に説明しておりますが、本コースでは、その知見のもととなる学術論文そのものを紐解きます。

 

難しい、あるいは/かつ複雑なことを簡潔にすることの大切さを理解しつつも、世の中、そんなに単純化できない、簡単に表現できない、否、してはいけない世界がある、そんなふうにも思います。特に弊社が扱う人間心理は、複雑怪奇です。感情が原因で表情が結果だと思ったら、逆になることもあり、ちょっとした条件の違いが、バタフライエフェクトのように大きな差を生み出すこともあります。

 

複雑な世界を複雑なまま描写する。複雑な世界をわからないなりにも、わかる部分から観てみる。こうしたことがとても大切に思うのです。

 

生の学術論文に触れることで、複雑な世界がどのような視点から切り取られ、どのようなデータがどう取得され、どんなロジックで組み合わさり、結論が導かれたのか、ご自身の目で確認することが出来ます。

 

楽な作業とは申しません。しかし、脳に汗を書くからこそ、応用できる知見となり得るのです。「あの実験結果が導かれた状況と、私が抱えている問題は、類似している。そうであるならば、あの実験結果が解決のヒントになるのではないか」そんなふうに考えることが出来るのです。反対に、「その科学的根拠は、どんな条件で得られたもの?どんな因果関係?」と考える習慣を持てることで、怪しい「科学知見」や科学知見をセールスポイントにした宣伝の適切さを評価できるようになるでしょう。

 

本コースでは、学術論文を読み、講師作成の内容確認テストに回答し、答え合わせをしながら、皆で感想や意見などを交わします。学術論文の知見が私たちの視点をどう見直し、私たちの経験が抽象世界に意見する、そんな知の領域と体験の領域の交錯を共に作り上げましょう。

 

なお、これまで学術論文を読んだことがなかった方々も参加され、次第に読めるようになっております。学術論文を読むことは簡単ではありませんが、思考の忍耐力をつけるにはピッタリだと思います。本コースで、考え続ける習慣を身に着けましょう。考え続ける先にしか味わえない知的興奮をお届けしたいと思います。

 

4月19日 (金) 開講19:00開講です。
詳細・受講方法は、次のURLをご覧ください。

https://peatix.com/event/3860140/view


清水建二