微表情

フラッシュのように一瞬で表れては消え去る微妙な表情、微表情。このブログでは、微表情、表情、顔を始めとした非言語コミュニケーションの研究や実例から「空気を読む」を科学します、「空気」に色をつけていきます。

2016年4月9日(土)キャリタス就活フォーラムDISCOイベント振り返り

本日は、先週の土曜日に開催されましたキャリタス就活フォーラムby DISCO様のイベントを振り返らせて頂こうと思います。

 

面接対策を通じて、相手の意図を感じ、自分の想いを正しく伝え、コミュニケーションの場を適切に治めるためのヒントをお話しさせて頂きました。

 

セミナーは、この度も東京ビックサイトで行わせて頂きました。

 

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11時からのスタートに先駆けて、私のセミナーは10時より開始させて頂きました。

セミナーの内容を順に記載させて頂きます。

 

①10001100:「あれ?地雷踏んだ」面接中の危機的状況からの脱出

②11:3012:30:「ド緊張!自分を見失う!」を回避する

13:0014:00:「まずは一面突破」表情と緩急で他に差をつける面接術

 

私が登壇させて頂いた回は①でした。

①の内容を簡単に振り返らせて頂きます。

 

1.地雷を踏まないためのTips

 1.1 面接の性格を知る

 1.2 10倍準備する

 1.3 ウソをつかない

 1.4 面接官の反応を観て話す

 

➡セミナー前半では、地雷を踏まないの準備段階として、一次面接・二次面接の違い、同じ話題でも、1分、3分、5分(場合によっては、10分)の準備をしておくこと、ウソや自信のなさはばれること、表情観察のキホンのキホン、を話させて頂きました。

 

2.地雷を踏んだかも知れないときのTips

  2.1 非があるなら認める

  2.2 感情に沿った切り返し方をする

  2.3 情熱を注ぐ

 

➡セミナー後半では、地雷を踏んでしまったかも知れないときの処方箋として、誠実に行動・発言することの大切さ、面接官の感情に沿った切り返し方、そしてどんな仕事に情熱を注げるか、を話させて頂きました。

 

私のセミナーを聞きに来られた方は、面接官の微表情を読むことで面接の気持ちがわかり、面接官の気持ちに刺さる会話術が身に付く!そんなふうに思われた方もいたかも知れません。

 

確かに微表情は強力なコミュニケーションツールであり、トレーニング次第ではそうしたことも可能です。しかし、こうした使い方をする前段階として、また微表情検知力を最大限に活かすためにも、様々な準備が必要であることをお伝えできていれば幸いです。

 

この度もたくさんの方に来場して頂きました。

ありがとうございました!

今度の登壇は5月となります。

再びみなさまとお会い出来ることを心待ちにさせて頂いております。

 

 

清水建二