まずはこちらの動画をご覧ください。
Lie to meのオープニングです。
何やらころころ変わる顔の動きに合わせて数字とアルファベットが「ぴょん!」と飛び出しております。
「6D+12D+25C:GENUINE SMILE」
「1A+2A+5A:SURPRISE」
などなど。
これはFACSコード※とよばれるものです。
数字とアルファベットで顔の動きをコード化する手法です。
いわば、「表情の方程式」といったところでしょうか。
さてこのFACS、Lie to meの劇中に明示的には登場してきませんが、
こんなふうにオープニングにさりげなく登場します。
FACSコーダーにとってはこのさりげなさが、心をくすぐるのですね笑
「製作側の意図に気づいているのはオレだけか?」
みたいな?
サマヨイザクラにきらきらひかるの登場人物が出てくるみたいな、
そんな感じです笑
それはさておき、やっぱりアメリカのドラマは凄い!
本当によく取材されて練られて製作されています。
観ている人が一見では気づかないようなところまでも凝っています。
表情学や微表情学に興味のある方、学習中の方、
是非Lie to meを何度も見て頂きたいです。
学習のモチベーションが上がるだけでなく、
一度では気付かなかったことやよくわからなかったことが
二度目では気付けたり、その意味がよく理解出来たりと
様々な発見があると思います。
ドラマで学ぼう、
きっかけはドラマから!
リアルな微表情演出出来ます。
ここを見ている日本のテレビ製作会社の皆さん!
刑事ドラマの監修依頼お待ち申し上げております。
清水建二
※FACSについては弊社HP「表情分析官」を参照下さい。
http://www.microexpressions.jp/mission.html