顔や表情を認識するカメラや機器は様々なところから開発され、色々な場所で実用化されています。
店舗に設置し、お客さんの属性を集計し、マーケティングに利用されたり、重要な施設に設置し、不審人物の特定に利用されたり、空港に設置し、セキュリティーに利用されたりしていますね。
表情を捉える装置として、身近なところでは、笑顔を認識するカメラなどもそうですね。あれは目の周りの筋肉の動きと口の周りの筋肉の動きをとらえているのです。
さてそんな中、認識とは逆の発想、顔認識を妨げるメガネ、が目下開発中のようです。どうぞご覧ください。
時々、公共の場にカメラが設置されている場合を見かけますよね。防犯とプライバシー権との軋轢…難しい問題です。
それにしても、日本の顔・表情研究というのは工学分野では世界に並んでいるのに、なぜ心理学分野では弱いのでしょうかね?日本の心理学分野で表情・微表情研究やFACS利用がもっと盛り上がることを願って微力ながらも、これからも、セミナー、講座、勉強会等々引き続き頑張らせて頂きたいと思います。
清水建二