微表情

フラッシュのように一瞬で表れては消え去る微妙な表情、微表情。このブログでは、微表情、表情、顔を始めとした非言語コミュニケーションの研究や実例から「空気を読む」を科学します、「空気」に色をつけていきます。

空気を読むを科学する研究所4-9月開催講座のお知らせ

 空気を読むを科学する研究所では、少人数対象の講座を半年単位で開催させて頂いております。全ての講座の受講期間は6ヶ月で1ヶ月に1回(原則的に土曜日開催)4時間(13:00~17:00)学んで頂きます。合計で各24時間学んで頂くことになります。受講料は各講座97,200円です。開催場所は東京都港区にある弊社です。

 

2019年の4-9月開催の講座は全部で4種類です。講座ごとに重要なポイントのみ説明させて頂きます。詳細及びお申込みは各講座のURLよりご覧下さい。

 

①表情・しぐさ分析総合コース(46日開講)

弊社が提供する全ての講座の根幹となります。本講座を受講されると、②以降の応用レベルの受講要件が得られます。ただ、本講座のみのご受講でも表情としぐさのメカニズムを習得し、トレーニングを受けることで、一般的なビジネスシーンや日常生活で利用可能なスキルを手にすることができます。

 

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②表情分析エキスパートコースー表情分析ゼミ編(413日開講)

受講要件は、表情・しぐさ分析総合コースをご受講済みの方のみになります。FACS(顔面動作符号化システム)に基づいた表情分析理論及びその活用知見、応用例を学んで頂きます。英語の学術論文を読むため、ある程度の英語力が必要となります。   2017年以前に開催された本講座のトレーニング内容を6割ほど新しくしたため、再受講も歓迎いたします。

 

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③戦略的インタビューコース(420日開催)

受講要件は、表情・しぐさ分析総合コースをご受講済みの方のみになります。戦略的に質問することで他者から有益な情報を得る科学的な方法を学びます。本講座は座学よりも、ワークが中心になります。2017年以前に開催された本講座のトレーニング内容を4割ほど新しくしたため、再受講も歓迎いたします。

 

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④清水ゼミ(427日開講)

受講要件は、表情分析エキスパートコースー表情分析ゼミ編をご受講済みかつ、認定FACSコーダーの方のみになります。最重要あるいは最先端の学術論文を読みます。FACS分析のスキルをさらに向上させるため様々な素材を用いてトレーニングします。FACSコーダーのプロ集団を目指します。

 

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各講座に関してご質問等ございましたら弊社までお問い合わせください。

 

 

清水建二

 

表情分析・観察特別講義in金沢工業大学2018年12月18日(火)実施

 

昨年に引き続き、今年も金沢工業大学の情報フロンティア学部心理情報学科の学生さんを対象に表情分析・観察に関する特別講義を行わせて頂きました。

 

テーマを「2018年版微表情を利用した理と情のバランス力構築セミナー」と題し、表情分析・観察の魅力や方法、活用法を講義させて頂きました。

 

講義内容は昨年のものを軸にしつつも、紹介する理論を絞り、新しい動画や画像を加え、より学生さんたちに興味を抱いてもらえるような話が出来るように心がけました。

 

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講義風景1

 

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講義風景2

 

 

次のような流れで講義させて頂きました。

 

1.表情観察の魅力

 ・微表情検知プレテスト

 

2.表情観察の方法

 ・表情の基礎知識

 ・表情観察/分析の方法

 ・微表情検知トレーニン

 

3.表情観察の活用法ー表情を読んだその後に

 ・感情を知的にマネジメントする

 ・微表情検知ポストテスト

 

4.まとめに代えてー今すぐ使えるTips

 

特に昨年は実施しなかった微表情検知テストを講義前と後で実施したことで、「微表情ってトレーニングすれば読み取れるようになるんだ!」という感覚を抱いてもらえるように工夫しました。また「将来あるいは卒論で表情研究やってくれないかな~」という私の想いを込めて、今年の講義では表情分析の方法論であるFACSや自動表情分析ツールについて概要を説明させて頂きました。

 

学生さんたちの感想レポート(←評価に関わる課題なのですが、否定的意見があっても問題ありません。なぜならそこが表情研究の乗り越えるべき課題となるかも知れないからです。学生さんたちの純粋な視点をお待ちしております)の完成が楽しみです。

 

講義終了後、今回の特別講義に招いて下さった渡邊先生に金沢工業大学の図書館の特別な場所に連れて行って頂きました。そこには大学が所蔵する世界を変えた貴重な科学書籍の初版が沢山あり、職員の方に各々の書籍がどのような変遷を経て出版されたかなど、その歴史や経緯を説明して頂けました。

 

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貴重な蔵書が保管されている部屋。1冊数億~になる書籍もあるとか。

 

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これぞ、まさに世界の認識を変えた書籍!!こうした書籍で埋め尽くされています。

 

 

図書館で知的好奇心を満たした後は身体的満腹感を満たそうと、先生とゼミ生の学生さんたちとランチへ行きました。金沢工業大学の学生さんや職員さんがよく利用するという洋食屋さんへ。地元に愛される味を堪能してきました。

 

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私はハンバーグをチョイス。ハンバーグとライスのサイズやトッピングを選べて楽しい!そして美味!!トッピングなど色々つけて食べ過ぎてしまいました。

 

 

その後は、昨年同様渡邊先生の研究室で表情研究について熱く議論、情報交換という流れ…とは行かず、私はホテルに戻り仕事を、渡邊先生は午後からの講義のために一旦お別れしました。

 

そして、夜、金沢駅近くで先生と合流し、金沢の味を堪能しながら、表情研究についてお互いの見解や興味を語り合いました。エクマンやマツモトの実験の再現、日本人の表情・微表情、微表情と似て非なる顔面筋の動き、AI表情分析の長短、心理学系の検定試験の是非…などなど表情や感情心理学(を酒の肴に?)についてトコトンお話が出来、本当に幸せな時間でした。お互い結構早口で、情報を多く含んだ一文で話すのですが、それでも時間が足りなかったです。続きは次お会い出来るときのお楽しみです。

 

ところで金沢の天気は面白いですね。曇り(霧?)・雨・晴れが一日にくるくる変化し山の天気のようでした。そのせいか、空を見上げれば、雲の動きのダイナミックさが手に取るようにわかったり、虹なんかも見れたり、ときに霧みたいのも現われ幻想的に感じることもありました。 

 

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金沢工業大学講義後晴れ

 

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講義後3時間後くらいの金沢駅

 

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翌日の金沢駅周辺で虹に遭遇

 

 

講義に招いて下さった渡邊先生、図書館&ランチに同行してくれたゼミ生の皆さん、講義を聞いてくれた学生の皆さん、様々な手配をして下さった金沢工業大学の職員の方々のおかげさまで今回の特別講義もとても楽しく行わせて頂き、金沢という地と知にまた一歩、近づくことが出来ました。皆様どうもありがとうございました。またお会い出来る日までどうぞお元気で。

 

 

清水建二

 

表情観察・表情分析集中講座アドバンス編in千葉大学

 

1028日(日)に千葉大学養護教諭志望の学生さんを対象に表情観察・表情分析講座アドバンス編を終日にわたり集中的に行わせて頂きました。本講座は、715日(日)及び85日(日)の1Day集中講座に引き続き実施されたアドバンス編です。

 

テーマは、

 

大規模自然災害発生時の対応に備えた養護教諭志望学生対象教育プログラム

表情観察アドバンス講座

ーどのように感情を察し、どのように接するかー

 

です。

 

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講義の一コマ。40名強の学生さんが受講してくれました。

 

トピックスは次の通りです。

 

1.復習&アドバンストレーニン

・エクササイズ:熟考と感情のブレからサポートにつなげる

・エクササイズ:まずは微表情を察知する

・エクササイズ:察知からアプローチへ

78月に行った講義内容の復習及びアドバンストレーニングを午前中いっぱいかけて行いました。アドバンスの内容としては「複合的な意味を持つ表情筋の意味を把握する」というものに焦点を置きました。

 

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講義スライドの一部。動画を観ながら顔面筋の動きを精緻に分析し、意味を推定するトレーニング。「口角が引き下げられる」「下唇が引き上げられる」動きはあるときは感情を抑制されるために使われる顔面筋として機能し、あるときは悲しみ感情を表出するための顔面筋として機能します。どのように推定するか講義しました。

 

2.準万国共通の感情と表情ー羞恥・恥・罪悪感ー

・エクササイズ:羞恥・恥・罪悪感編

➡野生環境に適応するために必要な万国共通の7感情に対し、社会に適応するために必要な準万国共通の感情を講義しました。悪いことをした子どもの口から謝罪の言葉が出てこなくても、羞恥・恥・罪悪感の感情(表情)があれば、自分がルール違反をしているという自覚があり、社会に適応したい想いがあることを解説しました。また実例を用いてある場面の子どもの感情推定とその対処法を考えるエクササイズを実施しました。表情分析・感情心理学の知見から導き出される対応法と長年の養護教諭実務経験のある先生の対応法とを比べながら、両者の共通点に注目しました。

 

3.子どものウソと向き合う

・ウソをつく子とつかない子、その違いは何?

・ウソと年齢の共進化

・子どものウソにどう向き合うか?

➡子どものウソにはどんな特徴があり、ウソをつく背景には何があるのかについて講義させて頂きました。実験動画を用いて子どものウソをどれほど見抜くことが出来るか、どうすればその精度を上げることが出来るかを学生さんに体感して頂きました。結論としては、①見抜こうとするのではなく子どもの動向をよく観察すること、②良い子になる方法を教えてあげること、③子どものウソに上手に騙されることも必要、ということをお話しさせて頂きました。

 

 

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講義スライドの一部。対面テスト中、子どもの目の前にある問題カードを試験官が選び出題します。子どもが回答後、試験官はカードの裏をめくり答えを言います。テストの途中で試験官が少しの間、退出します。裏に答えの書かれた問題カードを目の前に、何人の子どもが答えを見る?その中の何人がウソをつく?このような子どものウソにまつわる実験をいくつか紹介しました。

 

夏の講義同様、本講義も共同研究の一貫として行われました。この研究の一部成果を12月の学会で発表いたします。養護教諭のトレーニングにどのようなインパクトをもたらし、貢献出来るか楽しみです。

 

講義開設にご人力を尽くして下さった工藤先生、講義サポートをしてくれた大学院生Iさん、講義に参加してくださった現役の養護教諭の先生方、千葉大祭や実習の準備で忙しい中参加してくれた学生さん、皆様の積極的なご協力のもと講義させて頂きました。どうもありがとうございます。頂いたアンケートをもとに次回の講義に活かしたいと思います。

 

 

清水建二

 

たんぽぽ薬局株式会社インターンシップセミナー「空気を読む」をスキル化する

 

2018年10月21日(日)の終日にわたって、たんぽぽ薬局株式会社主催のインターンシップセミナーに登壇させて頂きました。テーマは恒例となりました「空気を読む」をスキル化するー理と情のバランス力構築プログラムーです。

 

対象はたんぽぽ薬局さんへ就職に興味のある薬学部の学生さんです。30分の会社説明の後、バトンタッチして頂き、次の流れでセミナーをさせて頂きました。

 

1. 感情をどのように察するか?ー患者様の気持ちを察するためにー

2. 感情を知的にマネジメントする【基礎編】

 2.1 患者様の「わかる」「わからない」を見える化しよう

 2.2 患者様にリズムをつけて伝えよう

3. 感情を知的にマネジメントする【応用編】

 3.1 患者様の感情の流れに沿った接遇を考えよう

 3.2 患者様に共感と受容と意図を伝えよう

4. 薬剤師のこれからを考えよう

5. 内容確認クイズ

 

 

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患者さまの表情に合わせて、応対法を変えるロールプレイング方を説明している様子

 

今回のプログラム内容は昨年、今年の4月の内容を軸にしつつも、たんぽぽ薬局さんの現場の声、すなわち、薬局や病院で患者さまと応対している薬剤師の方々や実習生の方々のコミュニケーション上の悩みをもとにしたリアルなケーススタディーを用いてセミナーをさせて頂きました。

 

例えば…

 

患者さまから薬の説明を丁寧とお褒めの言葉を頂く一方で、長すぎるとお叱りを受けることもある中で、どのように両者の違いを区別することが出来るか?

 

もちろん絶対に外してはいけない説明事項はありますが、そこからどれだけ細かく説明するかは、患者さまの個々人のニーズや理解度によります。そう、その答えのヒントは表情にあるのです。セミナーでは様々な表情動画を用いて様々な表情の読みとり方や患者さま役と薬剤師役に分かれてロールプレーイングをして、患者さまのニーズを察するトレーニングを行いました。

 

 

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セミナーの一コマ

 

今回のセミナーで取り入れた新たなプログラムは、気持ちの伝え方トレーニングです。たんぽぽ薬局さんは職員さんの態度の患者さま満足度が高いことがアンケートからわかっています。先輩職員さんたちはどんなふうに患者さま対応を心がけているのだろうか?という疑問のもと、感情心理学の観点から気持ちの伝え方の理論を紹介し、実際に表情を動かすトレーニングやロールプレイングをしました。

 

ご紹介した伝え方のポイントは次の通りです。

 

共感…患者さまの鏡になろう!

受容…ニコニコがつねに正解とは限らない!患者さまの感情を受け止める器をつくろう

意図…自分が発したその言葉、感情乗っている?

 

セミナーに参加された学生さんはお話しさせて頂いた内容やトレーニング法を思い出し、鏡やアプリを利用して日々表情筋を豊かに動かして頂ければと思います。

 

セミナーの最後に「これからの薬剤コミュニケーション」と題し、AIと将来の薬剤コミュニケーションとの関係、行くへについて思うところを語らせて頂きました。

 

調剤をAIが行ってくれる時代、調剤薬局の仕事は変わるでしょう。一つに調剤薬局内のコミュニケーションのあり方が変わるでしょう。感情を介した温かみのあるコミュニケーションがますますAIに比して人間のプレゼンスを高めるでしょう(コミュニケーションが下手だとプレゼンスは低くなるでしょう)。また、調剤にかかる人員が減ることで時間が出来ます。そこで薬局を飛び出し、高齢者施設や患者さまのお宅に訪問して、お薬の効き具合や健康相談にのらせて頂いたり、薬を処方した医師と患者さまの様態から薬の提案や相談をしたりと、その薬局と患者さまが暮らす地域、病院とが有機的に融合した医療がどんどん加速化されるでしょう。この有機体を効果的に維持していくには、立場や考え方の違う様々な方々と適切なコミュニケーションを図れるか否かに大きく左右されると思います。

 

そんなことを語りつつ、実はたんぽぽ薬局さんはすでにこうした地域医療の取り組みを実践されているので、様々な人と接しながら成長したい学生さん、ぜひたんぽぽ薬局に入られたらいかがでしょうか、と想いを込め、セミナーの幕締めとさせて頂きました。

 

今回のセミナーのお膳立てをして頂いたたんぽぽ薬局株式会社の人事部のみなさま、セミナー当日、現場のリアルな声を聞かせて下さった現役の薬剤師のみさま、そしてセミナーに参加してくださった将来の薬剤師の学生のみなさま、本当にどうもありがとうございました。

 

またどこかでお会い出来ますことを楽しみにしております。

 

 

清水建二

 

おまけ

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オアシス21にちょっと立ち寄り。人工的な夜景と自然の夜空とのコントラストに癒されます。

「金正恩氏、異例のハグで米牽制か 「親密な南北」演出」朝日新聞デジタル最終更新:9/18(火) 13:11付けの記事を読んでちょっと思うこと

 

本日は、たまたま私が目にした「金正恩氏、異例のハグで米牽制か 「親密な南北」演出」朝日新聞デジタル最終更新:9/18() 13:11付けの記事を読んで思うところを書きたいと思います。

 

まずはこちらのリンクから当記事をお読みください。

headlines.yahoo.co.jp

 

記事に「親密な南北関係を演出することで、米国を牽制(けんせい)する狙いがあったとみられる。」とあります。親密な南北関係を演出=ハグということは直接記事に書かれていませんが、記事の題名である「金正恩氏、異例のハグで米牽制か 「親密な南北」演出」という文言と重ねて読めば、

 

金正恩氏が、率先して異例のハグを文氏と交わすことで、親密な南北を演出し、米を牽制しているのではないか?」

 

ということになると思います。金正恩氏が今回の会談を通じて様々な場面で親密な南北を演出しようとしているか、どのようにしているかに関してはわかりませんが、この場面に限っては、当記事の解釈はミスリードを招いていると思います。

 

なぜそう言えるのかは、金氏と文氏とがハグする瞬間の表情や動作とその解釈からです。

 

こちらの動画の0:39前後をご覧下さい。

www.youtube.com

 

飛行機から降りて来る文氏に金氏が先に右手を差し出します(0:38)。握手をしようとしたのだと考えられます。一方の文氏は笑顔で両手を広げ金氏に近づきます(0:39)。握手ではなくハグをしようとしたのだと考えられます。

 

つまり、金氏は握手をしようとしたものの、文氏がハグをしようとしたのでハグで応えた、ということになると考えられます。金氏が先かつ意図的にハグをしようとしたわけではないでしょう。

 

仮に、この会談の前に飛行機を降りた最初の挨拶は「お互いハグをしよう」と事前に取り決めていた、金氏の方からこうした提案があったとしましょう。そうであるからこそ文氏は、両手を広げた、こう考えることも不可能ではないように思えます。

 

しかし、そうであればハグではなく握手をしようとした金氏の動作を観て、文氏は一瞬驚きの表情を見せる可能性があります。驚きという感情は予測とは異なる出来事に対して生じる現象です。文氏の表情には驚きはありません(0:38~0:39)。

 

私は以上のように考えます。

非言語を観察すると今までと世界が異なって見える、かも。

 

 

追伸:

10月より弊社コーススタートします。「表情・しぐさ分析総合コース」です。表情・微表情・動作分析の世界を通じて感情世界の彩を感じたい方、見える化したい方、ぜひお越しください。

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清水建二

 

表情観察・表情分析集中講座in千葉大学

 

7月15日(日)及び8月5日(日)千葉大学養護教諭志望の学生さんを対象に表情観察・表情分析講座を終日にわたり集中的に行わせて頂きました。

 

テーマは、

 

大規模自然災害発生時の対応に備えた養護教諭志望学生対象教育プログラム

表情観察入門講座

ーどのように感情を察し、どのように接するかー

 

です。

 

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7月15日講義:真剣に講義を聞いてくれる学生さんたち(写真By大学院生Iさん)

 

本集中講座は、次のような経緯のもと始まりました。「大規模自然災害発生時の対応に備えた養護教諭志望学生対象教育プログラム」研修会実施要項から引用させて頂きます。

 

健康観察は養護教諭にとって、非常に大切な職務の一つである。東日本大震災発災後、主催者が当時勤務していた高校で、健康観察と共に健康調査(自記式アンケート調査)を行った。健康観察で支援が必要であると判断した生徒であっても、自記式の健康調査の結果が、必ずしも「要支援」であるとは限らず、健康観察の重要性を再認識した。東日本大震災等大きな災害の発災時や、いじめ等の侵害行為を受けている場合、子ども達は自分の気持ちを表出するとは限らず、健康観察が非常に大切になる。また、養護教諭志望学生は自らの健康観察のスキルについて少なからず不安を感じているという現状も明らかになった。

現在、健康観察のスキルを獲得するための教育内容の検討や研究の蓄積はほとんど行われていない。そこで、養護教諭養成段階での災害対応教育プログラム開発の一環として、健康観察のスキルを獲得するための研修プログラム開発を目的とし、本研修会を実施する。

 

という経緯の元、千葉大学の先生と共同研究がスタートしました。本集中講座は、共同研究の一環として位置づけられております。

 

7月及び8月に扱わせて頂いたコンテンツは次の通りです。

 

1. 感情はどこからどのように現れるのか?

➡表情を観察する重要性について講義させて頂きました。

 

2.「情」か「理」か?それが問題ー顔のシグナル色々

➡表情筋の動きには、感情だけでなく様々な意味があり得ることを講義させて頂きました。時折、ロールプレイングなどを入れつつ、体感で感じ取ってもらうコーナーを入れつつ。

 

 

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8月5日講義:微妙な表情の動きに意味があることを講義しているところです(写真By大学院生Iさん)

 

3.いつでも、どこでも、誰にでも表れる万国共通の7つの表情

➡表情は文化によって異なる?もちろん、表情の文化差はありますが、本講座では表情の共通項すなわち、性別・年齢・民族に関わらず共通に生じる万国共通の表情について講義させて頂きました。理論だけわかっても使えるようにならないと意味がないため、動画を用いた微表情検知トレーニング60問を行いました。

 

4.表情観察から感情アプローチへ

~子どもの表情と感情をテーマに~

➡震災を経験した子どもの感情と表情を題材に、科学的な表情観察・表情分析とK先生の経験則から得られた名人芸とで観察の観点及びアプローチ法がどのように類似し、異なるか、学生さんとともに考えました。

 

5.感情介入の方法ー対人「問題」のある子の見えてる世界ー

➡本コンテンツは時間切れになってしまいました。10月の集中講座に持ち越しです。

 

真剣なまなざしで講義に一日中、参加してくれた学生さん並びにゲストの先生方、ありがとうございました。皆さまの研究や日常生活、将来・現在の職務に、本講義の内容が一つでも二つでも活かされることを願っております。

 

また本集中講座開講にあたり、様々なお膳立てをして頂いております千葉大学関係者の皆さま、ありがとうございます。

 

10月の集中講座でもどうぞよろしくお願いいたします。10月の講座では、7月&8月の講座の復習及び微表情検知トレーニング、そして子どものウソをメインテーマに、講義させて頂くことを予定しています。

 

それではまた10月にお会い出来ますことを心待ちにさせて頂いております。

 

 

清水建二

第175回 FJセミナー【化粧錯視】・【表情研究】・【眼鏡メイク】から学ぶ「顔の魅力研究」のお知らせ(2018年8月21日開催)

 

公開セミナーのお知らせです。

 

フレグランスジャーナル社様主催の第175 FJセミナー【化粧錯視】・【表情研究】・【眼鏡メイク】から学ぶ「顔の魅力研究」の【表情研究】編に清水が登壇させて頂きます。2018821日(火)13151650に東京の九段下で行わせて頂きます。

 

清水がお話しさせて頂く内容は次の通りです。

 

テーマ:微表情を活用した理と情のバランス力構築セミナー

内容:微表情とは、抑制された感情が無意識のうちに表れては消え去る微細な顔の動きのことを言います。微表情を読みとることによって、人の微妙な「感情のブレ」を察することができます。「感情のブレ」を察することは、場の空気を読み、コミュニケーションの軸や流れを変える「きっかけ」を知ることに通じます。本セミナーでは、どんな微表情にどんな言葉をかければ相手の心に響くのか?相手のホンネがわかるのか?について科学の目とビジネス現場の手を横断しながら、具体例とともに参加者の皆様と一緒に考えます。

 

弊社はあまり公開セミナーを行っておりませんので、微表情の世界を体感されたい方は、ぜひこの機会にお越し下さい。

 

お申し込み及び詳細は、以下のURLよりよろしくお願い致します。

www.fragrance-j.co.jp

 

 

 

清水建二