2024年末に続く、検証記事第二弾です。2025年に東洋経済オンラインにて執筆した表情分析記事の妥当性を検証をしたいと思います。私の推測の何が当たり、何が間違えていたか。2025年に執筆した記事の中で結末が明らかとなり、検証可能となった記事は、次の1本です。
掲載日:2025年1月10日
テーマ:「世界が感動」浅野忠信スピーチが心を掴んだ必然 技巧がなくても人の心を動かすことはできる
URL: https://toyokeizai.net/articles/-/851317
概要&結果:第82回ゴールデン・グローブ賞にて『SHOGUN 将軍』の助演男優賞に輝いた浅野忠信氏の受賞スピーチの表情・動作を分析。手ぶりが胸の前など「見えやすい位置」ではなく腰より少し上でさりげなく反復していた。技巧として見せるジェスチャーなら目立つ位置で行うはず。また、一流俳優ゆえ緊張で固くなるとも考えにくい。ゆえに、この手ぶりは思考を促進する自然発生の動きであり、発言は原稿準備ではなく、その場の感情から「口をついて出た」即興の可能性が高いと推測。
推測の結果は…
(1)スポニチ(2025-04-25)「結局即興です」と明言(NHK Eテレ番組内での発言として)
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/04/25/articles/20250425s00041000387000c.html
(2)映画.com(2025-01-13)「頭が真っ白」「即興でしゃべるしかない」と告白(凱旋記者会見)
https://eiga.com/news/20250113/12/
(3)ENCOUNT(2025-02-22)用意して暗記練習していたが「呼ばれた瞬間に全部飛んだ」等、即興に近い経緯を説明
https://encount.press/archives/756069/
(4)TBS NEWS DIG(2025-02-22)「暗記して毎日練習してたんですけど飛んじゃった」趣旨(即興になった裏話)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1747955
ということで、推測の結果は、当たり、です。
非言語の動きが、自然発生か意図的かを判別できることを示せました。
これからも後付け的な解釈ではなく、真偽推測や意図推測、行動予測をするような表情・動作分析をし、非言語分析の実用性を証明できるような記事を執筆していきたいと思います。
清水建二