現在フジテレビ系列で放送中のドラマ『最後の鑑定人』は、元科捜研の経歴を持ち、卓越した鑑定スキルを誇る主人公・土門誠(藤木直人)と、彼の鑑定所に所属する心理学の専門家・高倉柊子(白石麻衣)が、科学的手法を駆使して複雑な事件の真相に迫っていくサイエンスミステリーです。
高倉は、人の表情やしぐさから隠された嘘を見抜く能力に長けており、私、清水は、劇中で描かれる俳優さんたちの表情や所作、セリフに科学的根拠に基づいたリアリティを持たせるため、専門家監修として関わっています。
本日は、第3話「放火事件の真実に迫る!高倉の過去と後悔・・・」
のこぼれ話、というか、凄いこだわり。
第3話冒頭、高倉が自身の机上の書籍を並べているシーン。

この手前の書籍3冊、実は清水の私物です。
「心理学の専門家がリアルに読む書籍をドラマの小道具に使いたい」
との要望を受けお貸ししました。演出チームの凄いこだわりを感じます。
ほとんど誰も気がつかないであろうところにキラリときらめきます。
これらの書籍、
『テキスト 司法・犯罪心理学』は、犯罪心理学を専門にしている方にとって、
『虚偽検出: 嘘を見抜く心理学の最前線』は、虚偽検出を専門にしている方にとって、
『感情心理学ハンドブック』は、感情心理学を専門にしている方にとって、
当たり前に読んでいる、自身の本棚に置いてあるような専門書です。
今回、一例を紹介したまでですが、
本当に短いシーンでもこだわりを持って演出が加えられている箇所が
沢山あります。4話以降も沢山登場します。
視聴1回目はストーリーを楽しみ、2回目はこだわりの演出を探してみる、
そんな楽しみ方も出来ると思います。
高倉の机の上の本も再度登場するかも!?…知れません。
第4話は、7月30日(水)22時放送です。
是非是非ご覧下さい。
追伸:
私が不定期連載しています東洋経済オンラインにて、監修者の視点から
「ドラマ「最後の鑑定人」に見る≪人間観察術≫ あの人の嘘は“しぐさ”に表れる!」
を書きました。ご関心ある方は是非お読み下さい。
また、連載中の「カチメン!就活コラム」で8月以降、「最後の鑑定人」の
様々なシーンの裏側、こだわりや学べることを執筆予定です。こちらも是非。
清水建二