明けましておめでとうございます。
2025年、初めてのブログとなります。
本日は、度々お問い合わせ頂く、
「表情分析を教えられるようになりたいのですが、どうしたらよいでしょうか?」
というご質問にお答えさせて頂こうと思います。
今まで本ブログのどこかで書かせて頂いたかと思いますが、
以下が最新の私の考えです。
大学院等で表情分析について学び、起業すれば出来ます。
心理学の専門家として教育・研修等機関で教職や講師職を持っていれば、
表情分析をカリキュラムに組み入れる、あるいは、ご自身で起業すれば出来ます。
そうではなく、多くのお問い合わせの前提は、弊社で専門家として働くにはどうしたらよいか。あるいは、弊社の契約講師(業務委託での講師)になるにはどうしたらよいか、ということだと思います。
上記に書いたような相応の何かを持っていれば、弊社の契約講師等になって頂くことが可能です(正社員はまた別枠です)。
相応の何かとは、講師としての最低限の知識とスキル、社会人経験です。
高学歴はプラスにはなりますが、必須ではありません。
そして、私が目指す使命と方向性が同方向かです。
弊社契約講師までのプロセスを書かせて頂きます。
講師としての最低限の知識とスキルは、
まず、毎年4月 and/or 10月に開講する「表情・しぐさ分析総合コース」にて、
表情を中心とした非言語の基礎的な知識とスキルを身に着けて下さい。
学習期間は6ケ月間、総講義時間は24時間です。
次に、不定期開催の「表情分析エキスパートコースーFACS編」にて、
表情分析のための専門資格FACSを学び、認定FACSコーダーの資格を取得して下さい。
学習期間は6ケ月間、総講義時間は24時間です。
これは、弊社講座ではなくても、ご自身でセルフスタディー頂き、取得頂いても結構です。
そして最後に、毎年10月に開講する「清水ゼミ」にて、
学術論文を読み専門知識を身に着け、FACSを駆使して表情分析のトレーニングをして頂きます。学術論文を読んだことのない方も読めるようにお教えします。必要なのは、熱意と努力です。また、FACSは取得して終わりではありません。取得してからが専門家としてのスタートラインです。
FACSコーダーの資格取得後、一人前の分析者になるには2-3年のトレーニングが
必要とされています。本ゼミで2-3年研磨して下さい。
社会人経験は、ご自身が今いる場が経験を獲得する場になります。
その業界(家庭)の常識とご自身の視点を獲得できるよう懸命に働いて下さい。
そこで得られた貴重な経験と表情分析の知見を組み合わせて頂き、
講師としてのオリジナルコンテンツを作成頂きます。
テキストやコンテンツの根幹部分を占める4~6割程度は、
理論やトレーニング部分となり、どの講師でも同じになりますが、残りはオリジナルです。
ご自身でコンテンツを作成する能力がない方は、弊社講師にはなれません。
講師デビューの前に、コンテンツ作成をサポート/監修させて頂きますが、主体はご自身になります。
私の使命と方向性は、私の書籍を始めとした諸発信や弊社講座を通じてご理解いただけると思います。
表情分析の先生に簡単にはなれなそう…と思われましたか?
その通り。簡単にはなれません。必死に学び、努力し、経験を重ねて下さい。
こうした覚悟がある方は、ぜひ目指しに来て下さい。
なんだか清水は厳しい人、という印象を与えてしまいそうですが、
講師候補者には優し厳しく、受講生には優し優しくですので、どうぞご安心下さい。
本年もどうぞよろしくお願いします。
清水建二