人の話を注意深く聞き正確な情報を収集する上で欠かせない観察視点の一つに、言動不一致、というものがあります。
言動不一致とは、言語と非言語とが合っていない場合のことを言います。話している言葉がポジティブなのに表情はネガティブの場合や、その逆、話している言葉がネガティブなのに表情はポジティブといったような場合です。
言動不一致が起きた場合、観察のアンテナを鋭くし、言語と非言語の不一致の原因を探ることで相手の本当の気持ちに辿りつくことが出来ます。「言葉に比べ表情や動作はコントロールがきかない」という前提に基づいている手法です。
それでは実践!ということで一見簡単そうなのですが、意外と一致か不一致かを判断するのが難しい場合があります。例題を通して考えてみましょう。
問題:問1~4の中で言動が一致している(言葉と表情とが一致している)ものには〇を、言動が一致していない(言葉と表情とが一致していない)ものには×をつけて下さい。
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瞬間的に〇×を判断できたでしょうか?意外と難しい問題もあったかも知れません。
解答は来週させて頂きたいと思います。
清水建二