今月発売されました『「顔」と「しぐさ」で相手を見抜く』の紹介&特典動画講義のページが公開されました。
本書の目的について、オバマ大統領の実例、エクマン博士のこと、Lie to meのこと、私の経験談・動画と本当に魅力に詰まった紹介文を書いて頂きました。紹介文を書いて下さったフォレスト出版編集部の寺崎翼さまに感謝でございます。
本書は、人・ウソ・心を見抜く系の既刊書籍の多くを批判しています。ゆえに同業の方々の本書に対する風当たりも強くなることを予想しています。しかし、なぜわざわざ波を立てるのか?それは、私がこれまで、そして今も一読者として、こうした書籍を読んでいて感じている看過できない不満があるからです。それは…紹介文で代弁して頂いている通りです。
人の本音を知るには、何が・どこまで・どのように出来るのか?
その線引きを本書では明確に記させて頂きました。したがって本書では、非言語の観察のみから可能なことと不可能なことがハッキリと書いてあります。非言語観察の誤解も書いてあります。もしかしたら、不可能なことは書かず隠しておいた方が、都合が良かったのかも知れません。
しかし、出来ることと、出来ないこと=現時点での限界を知ることは、意識の進歩にとって同じくらい重要なことだと考えています。
「出来ることを当たり前に、出来ないことは出来ることを組み合わせて出来るようにする。」
本書の知見と読者のみなさまの知識・体験・実践とを織り交ぜながら、人のこころというものを見つめて頂ければ幸いです。
清水建二