まずはこちらの動画の1:01あたりをご覧ください。
「2秒以上驚きが続いたらそれは作られた驚きだ」とライトマン博士は言っています。
さぁ、これは科学的に正しい知見でしょうか?
正解は…
その通り!
です。
「驚き」感情が表情に表出されるとき、
本当の驚きの場合、1秒以下しか驚き表情の筋肉は持続しません。
(表情のコントロールについて詳しく知りたい方は、ポールエクマン著 工藤力訳編『表情分析入門』p172以降を参照して下さい。)
2秒以上、驚き表情が続いた場合、それは驚き表情を意図的に作っている可能性が著しく高いです。
芸人さんやレポーターの方が2秒以上驚き表情を維持しているのをよくTVで見かけます。
あれは別にウソの感情を見せつけているという意地悪いものではなく、
私たち視聴者に驚きをわかりやすく伝えようとして表情を意図的にコントロールして下さっているのですね。
視聴者目線に立った表情コントロールに感謝です。
驚き表情のコントロールで最近、見つけた好例は、
某アイドルのじゃんけん大会でのいくつかの場面でしたね。
アイコになったときにあるアイドルの子が見せた驚き表情が
コントロールされたものでしたね。
ただし、自然な表情表出ではなく、表情が作られているからと言って、
私は八百長試合だとは言ってませんから、くれぐれも誤解のないように。
表情のコントロールはこうしたタイミング以外にも使われている表情筋の
種類などからも分かります。
詳しく知りたいですか?
そんな方に朗報です!
表情分析プラクティショナーコースに是非おいでください。
本心からの表情とウソの表情の違いを見抜けるようになります。
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お申し込みは以下よりどうぞ。
ではまた次回。
清水建二
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