微表情

フラッシュのように一瞬で表れては消え去る微妙な表情、微表情。このブログでは、微表情、表情、顔を始めとした非言語コミュニケーションの研究や実例から「空気を読む」を科学します、「空気」に色をつけていきます。

弊社所有微表情動画を活用したTikTok動画(By Kazuki Nishiguchi)が大反響!!

 現在、弊社がKazuki Nishiguchiさんの運営するTikTokアカウントに貸し出している微表情動画が大きな反響を呼んでいます。動画公開2~3日で、第一弾が12万再生を超え、第二弾は38万再生を超えています。

 

気になる動画はこちらです。

 

第一弾

https://www.tiktok.com/@user9942661286707/video/7477221437841902866

第二弾

https://www.tiktok.com/@user9942661286707/video/7481292274781981960

 

なぜ、これほどまで大きな反応を得ることが出来たのか?
次の三つに集約されると考えています。

 

一つに、本物の微表情動画が用いられていること。
➡これまでの微表情を紹介するTikTokチャンネルでは、運営者本人が微表情について言葉で説明するだけのもの(運営者自身の表情を使って説明していることもありますが、リアルな微表情の再現は難しいようです)、微表情ではないわかりやすい表情写真(フリー素材や市販されている表情写真集含む)、イラストが用いられているものがほとんどです。科学実験の手順を踏み、それなりの資金をかけて作った本物の微表情動画を公開しているのは、ほぼほぼ本チャンネルのみであり、リアルさが評価されているものと考えます。

 

二つに、「自分は出来るかな、出来ているかな」ということをクイズ形式で確かめられること。
➡ただ微表情の説明を聞くだけでは、面白くない。レベル別のクイズ形式で挑戦出来た方が、自身の能力を確認でき、興味・関心が沸くと考えます。こうした試みは、私が微表情のセミナー・研修をするようになった10年以上前から心がけていることで、効果は検証済みです。非常勤を務める大学の講義、理論・説明重視の場でさへも、こうした受講生の皆さんが参加できる要素を多分に取り入れています。

 

三つに、Nishiguchiさんの洗練されたデザインセンスが光っていること。
➡Nishiguchiさんは、展開、色使い、言葉選び、配置等々、1分以内に微表情の魅力を伝えるのに実に洗練されたセンスをお持ちの方だと思います。「何これ!面白い!」「微表情って凄い!」「みんなに見せたい!」そんなふうに思わせてくれるような動画に仕上げて頂いていると思います。私は、90分とか半日、一日のセミナーや研修で微表情の魅力や活用法を伝えすることは得意ですが、1分以内に伝えるセンスとスキルは、Nishiguchiさんに敵いません。本当に素晴らしいと思います。

 

今後はどんな動画が登場するでしょうか?
是非、期待してお待ち下さい。

 


清水建二

202503台湾出張記【美食編】

 2025年3月2日(日)~3月8日(土)にかけ台湾に出張して来ました。出張の目的は、「表情・微表情から本音を推測するスキル」をオンラインで学ぶためのコース制作。台湾の企業、PressPlay様とのコラボ事業です。本日は、【美食編】と題し、出張で食べた物や感じたことを書きたいと思います。

 

後述の火鍋店で食したさつまいもボール。屋台のさつまいもボールも火鍋店のも良き。

 

 食事は、テイクアウトorウーバーで持って来てもらい、制作チーム皆で食べることが多かったです。なかなか外に食べに行く時間のない私に気を配って頂き、私のリクエスト、「ザ・台湾の食べ物を!」を買って来て頂きました。どれも私の口に合い、とても美味しく頂くことが出来ました。

 

 最初にご紹介するのは、小籠包と餃子。日本で食べるものよりもちもち感を強く感じました。そして、とろみと酸味がある具沢山スープ。ニンニクの効いた空心菜


 続いては、ルーロー飯。2種類。街中にあるテイクアウトと観光地にあるお店でサーブされたものを紹介します。街中ルーロー飯は、見た目は綺麗ではないですが、味は美味しいです。肉、野菜、卵、白米と味がしみ込んでおり、「長年、人々の活力を支えて来た味なのだな~」としみじみ感じながら頂きました。


 観光地ルーロー飯は、アワビが頂きにあることからわかるように、見た目のインパクトは言うまでもありません。大切なのは味。ひき肉一塊一塊の触感がしっかりしていることから味が際立ち、美味しかったです。添え物の漬物を時々食べることで、触感と味がリセットされ、初めて食べるような感覚を何度も楽しむことが出来ました。


ちなみに観光地ルーロー飯の場所で共に食べた飲茶はこちら。色とりどり、味それぞれ。


観光地ルーロー飯を食べたお店の近くで、私の愛してやまない番組、「孤独のグルメ」で五郎さんが訪れたお店がありました。ほぼ満席。「孤独のグルメ」効果があるのかも知れませんが、現地の方でいっぱいだった印象です。

 

 次は、台湾滞在最終夜に連れて行って頂いた有名火鍋店。色々なお肉や野菜を頂きましたが、懇親とお酒を飲むことに夢中で、実は細かく覚えておりません笑。写真も食事が始まって最初の1/3だけ笑。 タレが数種類あり、その組み合わせで色々楽しめました。あと、時々出てくるスムージー2種類(ライチ、桃、完柑橘系)?は、何だったのか謎です。

 

 他にも色々頂きましたが、何が一番美味しかったか。それは、こちら。


さつまいもボールというそうです。台湾初日、公園をフラフラ歩き、たまたまあった屋台で買ったもの。


どんなものか。例えるならば、さつまいも味のポン・デ・リング。一口、二口サイズの甘い揚げ菓子で、触感はもちもち。私はこういうの好きなのです。

 

 番外編として、Barを紹介したいと思います。林森北路という日本人街にある「From A」というBarです。台湾に来る前に、時間があったら「台湾に住む日本人の方々に現地の様子を聞きに行こう」と目星をつけていたお店。日本語が通じ、現地日本人の方々がよく訪れるお店だそうです。

 

こちらのYouTubeチャンネルで紹介されています。

youtu.be

このチャンネルを参考に台湾について事前学習させて頂きました。

 

何を飲んだか?赤ワイン!ではなく、カバラディスティラリー セレクト No. 1というウィスキーです。先のYouTubeチャンネルで紹介されていて気になっておりました。
バニラのような不思議な風味が鼻に広がる美味しいお酒でした。ロックで飲むのがおススメです。

 

留学中の日本人学生の店員さんや日本語ペラペラの台湾人の店員さんと楽しい時間を過ごさせて頂きました。また、チャンネル運営者のJUNちゃんさんに遭遇。偶然、Barに訪れていたそうです。短い時間でしたが、ご挨拶することが出来て嬉しかったです。


 台湾で制作したコース、プロモーション動画、インフルエンサーによる発信は、弊社HP、本ブログ、Facebook等を通じて追って紹介したいと思います。

 


清水建二

202503台湾出張記【仕事編】

 2025年3月2日(日)~3月8日(土)にかけ台湾に出張して来ました。出張の目的は、「表情・微表情から本音を推測するスキル」をオンラインで学ぶためのコース制作。台湾の企業、PressPlay様とのコラボ事業です。本日は、【仕事編】と題し、出張での出来事や感じたことを書きたいと思います。

 

 理論、ケーススタディー、トレーニング、テストと様々な観点から表情・微表情を日常・ビジネスコミュニケーションで活かす方法について、講義動画を数日かけて撮影しました。

 

講義動画撮影スタジオの様子

 

監督さんの的確なディレクションとコース担当の方の臨機応変な提案のおかげでとてもスムーズに撮影に臨むことが出来ました。

 

 講義動画の撮影の次は、プロモーション写真・動画の撮影。制作チームの力の入れ具合が、講義動画と同じかそれ以上に感じます。講義動画は、私が何百回と話している内容ですので心配はなかったのですが、プロモーション動画は、様々なシチュエーション下での演技です。「上手に出来るかな?」と一抹の不安はありましたが、モデル・俳優さん、社員さんと一緒に色々な役回りを演じながら、ワイワイと楽しく出来ました。

 

プロモーション動画撮影スタジオの様子。運河を眼下におく素敵な場所。

 

モデル・俳優さんの演技、監督さんの的確なディレクション、アシスタントさんらの俊敏さ、カメラマンのノリの良さ、メイクさんの技術とプロの仕事に感銘を受けました。また、モデル・俳優さんは、台湾の方でしたが日本の大学に留学経験があり、日本語が堪能。空き時間に日本語で色々な話が出来、話好きの私にとってとても楽しい時間でした。

 

プロモーション動画撮影スタジオの他のセット。沢山の方々の協力のもと撮影。

撮影スタジオを変えて、プロモーション動画の撮影。本棚に知人の本を偶然発見。日本の本は、結構、台湾で翻訳されているそうです。ちなみに、私の本も単著だけでなく、改訂版や共著を含めると、4冊ほど翻訳され台湾で販売されています!(^^)!

 

 

 そして、台湾のインフルエンサーを前にしたセミナーとYouTube出演。セミナーでは、コースの中身をちょっぴり紹介。YouTubeでは、微表情の活用法を寸劇で紹介。微表情の出現スピードとその実用性、予測力に関心を抱いて頂けたようです。

 

PressPlay様のイベントスペース。写っていませんがこの写真の手前が空間となっており、そこでセミナーを開催しました。プロモーション動画を撮影したり、数十名以上で会議できるスペースもあり、マルチで広いフロアです。さらに、お菓子食べ放題、飲み物飲み放題、ビールサーバーも完備(^O^)/

 

 台湾の方とはこれまで何度もお仕事をご一緒させて頂いておりますが、私が感じる日本人との違いは、臨機応変さと明瞭な主張。

 

元々の計画を核にはしますが、状況が変わる、あるいは、良い意見が出たりすれば、「では!それを追加しよう」「この流れに変えよう」等、臨機応変な対応に躊躇がありません。また、自身の思うことをアメリカ人ほどではないにせよ、日本人より、明瞭に主張します。臨機応変な対応とも関係してくると思いますが、その場の流れをよりよく活かすには、時間をおいて主張するより、思ったことをまずは口に出してみた方が良いのだと思います。

 

文化の違いもあると思いますが、一人一人に付与された権限が日本人ビジネスパーソンよりも大きいところに起因するのかも知れません。

 

 1週間という期間でしたが(コラボプロジェクトはOn going中ですが)、PressPlay様及び関係者の方々とのプロジェクトは、スムーズかつ大変気持ちよく行わせて頂くことが出来ました。一人一人の役割をプロとして遂行するだけでなく、他者への気配りも忘れない。私がベストの仕事が出来るよう、また、戸惑わないように密に連絡、報告して頂き、かけがえのない仕事時間を過ごすことが出来ました(特にコース担当の方は、通訳も兼ね、1週間共に過ごさせて頂きましたが、超優秀。「めちゃ、仕事出来ますよね、優秀ですね」と言っても「いえ、普通の大学出身です」と謙遜されていましたが)。是非またお仕事ご一緒したいと思いました。

 

コラボ企業のPressPlay様。優秀で、明るく、親切なメンバーに囲まれ幸せでした。

 

 上記、コース、プロモーション動画、インフルエンサーによる発信は、弊社HP、本ブログ、Facebook等を通じて追って紹介したいと思います。

 


清水建二

2025年4月期公開コースのお知らせ

株式会社空気を読むを科学する研究所が主催する、

2025年4月期公開コースのコンテンツ及びスケジュールが

決まりましたのでお知らせします。

 

ご関心及びニーズに合わせてご受講検討頂ければ幸いです。

 

2025年4月11日(金)開講(2025年3月24日申込受付終了)

「テクニックの理論を理解し、応用力を高める!学術論文読解コース」

➡英語の学術論文を読み、自らの目で根拠を理解し、

実践力につなげる工夫をしたい方におススメです。

https://peatix.com/event/4307002/view

 

2025年4月12日 (土) 開講「表情・しぐさ分析総合コース」(2025年3月30日申込受付終了)

➡表情について使える知識とスキルを獲得したい方におススメです。

日本トップクラスのクオリティーを自負するコンテンツです。

全くの初心者の方から大学教授、各種専門家、

様々な講師業の方々まで学びに来ています。

https://peatix.com/event/4288636/view

 

2025年4月26日 (土) 開講(2025年3月9日申込受付終了)

「嘘検知スキル養成コース~言語・非言語に漏洩する真偽のサインを見つける、浮かび上がらせる」

➡ソリッドな科学知見、最新の嘘検知の知見、

10年以上積み上げてきた中で珠玉の嘘検知実験動画、

体験型のロールプレイングで嘘を検知するスキルを養成します。

実践型の嘘検知に関心のある方おススメです。

https://peatix.com/event/4312822/view

 

「嘘検知スキル養成コース」のコンテンツをちょこっと紹介。

本当の体験者と嘘の体験者の図解、わかりますか?

また、微表情から真偽判定できるでしょうか?

youtu.be

 

 

清水

子どもの自殺予防について

2025年1月29日付のYahooニュースにて、

子どもの自殺が過去最多であると報道されました。

news.yahoo.co.jp

 

私は数年前、子どもの自殺について

専門誌と一般の読者向けに以下の論考を書きました。

jglobal.jst.go.jp

hbol.jp

 

自殺の兆候を推測するための表情研究はあるものの、

その兆候をダイレクトに発見しようとするのは難しい。

しかし、普段から子どもの表情含め非言語を観察し、

子どもの声なき声に耳を傾け、子どもの心身の成長を見守ろう、

こうする中で間接的に自殺の予防につながるのではないか、そんなふうに考えています。

 

弊社研修メニューの中には、

子ども(小中学生)の表情から感情や本音を察するためのコンテンツがあります。

教育者向けの冊子や本に「子どもの様子をよく見ましょう」と書いてありますが、

この抽象的なフレーズを、科学知見とケーススタディー、豊富な画像と動画で

具体化、見える化した内容となっています。

 

教育機関からのご依頼や子どもの心身を育む目的であれば、

可能な限り、ご予算の範囲内で研修をさせて頂いております

(目下、教育機関のご依頼でお断りしたケースはございません)。

どうぞ遠慮なくご相談下さい。

 

清水

 

 

表情分析を教えたいという方へ

明けましておめでとうございます。
2025年、初めてのブログとなります。

 

本日は、度々お問い合わせ頂く、
「表情分析を教えられるようになりたいのですが、どうしたらよいでしょうか?」
というご質問にお答えさせて頂こうと思います。

 

今まで本ブログのどこかで書かせて頂いたかと思いますが、

以下が最新の私の考えです。

 

大学院等で表情分析について学び、起業すれば出来ます。
心理学の専門家として教育・研修等機関で教職や講師職を持っていれば、
表情分析をカリキュラムに組み入れる、あるいは、ご自身で起業すれば出来ます。

 

そうではなく、多くのお問い合わせの前提は、弊社で専門家として働くにはどうしたらよいか。あるいは、弊社の契約講師(業務委託での講師)になるにはどうしたらよいか、ということだと思います。
上記に書いたような相応の何かを持っていれば、弊社の契約講師等になって頂くことが可能です(正社員はまた別枠です)。


相応の何かとは、講師としての最低限の知識とスキル、社会人経験です。
高学歴はプラスにはなりますが、必須ではありません。
そして、私が目指す使命と方向性が同方向かです。
弊社契約講師までのプロセスを書かせて頂きます。

 

講師としての最低限の知識とスキルは、
まず、毎年4月 and/or 10月に開講する「表情・しぐさ分析総合コース」にて、
表情を中心とした非言語の基礎的な知識とスキルを身に着けて下さい。
学習期間は6ケ月間、総講義時間は24時間です。

 

次に、不定期開催の「表情分析エキスパートコースーFACS編」にて、
表情分析のための専門資格FACSを学び、認定FACSコーダーの資格を取得して下さい。
学習期間は6ケ月間、総講義時間は24時間です。
これは、弊社講座ではなくても、ご自身でセルフスタディー頂き、取得頂いても結構です。

 

そして最後に、毎年10月に開講する「清水ゼミ」にて、
学術論文を読み専門知識を身に着け、FACSを駆使して表情分析のトレーニングをして頂きます。学術論文を読んだことのない方も読めるようにお教えします。必要なのは、熱意と努力です。また、FACSは取得して終わりではありません。取得してからが専門家としてのスタートラインです。
FACSコーダーの資格取得後、一人前の分析者になるには2-3年のトレーニングが
必要とされています。本ゼミで2-3年研磨して下さい。

 

社会人経験は、ご自身が今いる場が経験を獲得する場になります。
その業界(家庭)の常識とご自身の視点を獲得できるよう懸命に働いて下さい。
そこで得られた貴重な経験と表情分析の知見を組み合わせて頂き、
講師としてのオリジナルコンテンツを作成頂きます。

 

テキストやコンテンツの根幹部分を占める4~6割程度は、
理論やトレーニング部分となり、どの講師でも同じになりますが、残りはオリジナルです。
ご自身でコンテンツを作成する能力がない方は、弊社講師にはなれません。
講師デビューの前に、コンテンツ作成をサポート/監修させて頂きますが、主体はご自身になります。

 

私の使命と方向性は、私の書籍を始めとした諸発信や弊社講座を通じてご理解いただけると思います。

 

表情分析の先生に簡単にはなれなそう…と思われましたか?
その通り。簡単にはなれません。必死に学び、努力し、経験を重ねて下さい。
こうした覚悟がある方は、ぜひ目指しに来て下さい。

 

なんだか清水は厳しい人、という印象を与えてしまいそうですが、
講師候補者には優し厳しく、受講生には優し優しくですので、どうぞご安心下さい。

 

本年もどうぞよろしくお願いします。

 

おまけ:清水の本棚の一部。科学知見を実務へ、実務を科学知見へ。

 

 

清水建二

東洋経済オンライン執筆表情分析記事検証結果~表情分析の妥当性はどのくらい?

 年内最後の締めくくりとして、私、清水が2024年に東洋経済オンライン上で執筆した表情分析記事の検証をしたいと思います。清水の表情分析の妥当性はどの程度だったでしょうか。具体的な出来事について真偽や結果を予測し、現時点で結果が判明している記事を対象とします。

 

 本年、東洋経済オンラインで執筆した記事は、14本。検証の対象となったのは、次の3本です。どんな分析をし、どの程度の妥当性を得ることが出来たでしょうか。

 

掲載日:2024年3月26日

テーマ:「必死に感情抑え」大谷選手会見を心理分析家解説

「え~」を多発、口を一文字にする表情の意味

URL: https://toyokeizai.net/articles/-/743769 

概要&結果:大谷選手の元通訳水原氏が、大谷選手のお金をギャンブルにつぎ込んでいた事件において、大谷選手も関わっていたのではないかという疑惑。記事の中で私は、「大谷選手の声明は、真実の可能性のほうが高い、とこの会見時の言動から推測します」と書きました。大谷選手は潔白の可能性が高いという予測でした。目下、大谷選手の潔白は証明されています。予測当たりです。

 

掲載日:2024年6月5日

テーマ:世界初「ミスAIコンテスト」候補者に見る美の要件

表情分析家がトップ3を大胆予想

URL: https://toyokeizai.net/articles/-/759308 

概要&結果:AIによって作られた女性を対象とする世界初のコンテストが開催。10人の候補の中でトップ3位が発表される前に、トップ3位を表情・顔分析から予測。

 

清水の予想:

1位 ラリナ(Lalina)

2位 ケンザ・ライリ(Kenza Layli)

3位 アイアナ・レインボー(Aiyana Rainbow)/エリザ・カーン(Eliza Khan)

 

発表された実際の順位:

1位 ケンザ・ライリ(Kenza Layli)

2位 ラリナ(Lalina)

3位 オリヴィア・C(Olivia C)

 

3位中、2人当たり。予測完答とはいきませんでしたが、悪くない予測力と言えるでしょう。

 

掲載日:2024年11月10日

テーマ:ファミマ弁当「涙目シール」を貼る深謀な仕掛け

「たすけてください」と訴えるイラストの効果は?

URL: https://toyokeizai.net/articles/-/837356

結果:記事の中で、「イラストでも、フードロス削減のための食品購入という援助行動を一定程度行うものと考えられます」と書きました。ただし次のように、「ただ、この実証実験の実施場所が全部で6店舗と少なく、期待される条件別の違いや効果が適切に可視化されるか、不安なところはあります」とも書きました。株式会社ファミリーマートより12月25日に発表された検証結果(参照:https://www.family.co.jp/company/news_releases/2024/20241225_01.html)によれば、シールのデザインを変えることで、値下げした商品の購入率が5ポイント向上したということです。予測のままではありませんが、方向性として正しい予測であったと言えるでしょう。

 

 総体的に見て、好成績と言えるのではないでしょうか。しかし、まだまだ。さらに予測力を向上できるよう、知見を収集し、実験室実験・リアルな場での実践を積み重ねて参りたいと思います。来年も東洋経済オンラインはじめ、様々なメディアでの表情分析予測を楽しみにしていて下さい。

 

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 以下は、具体的な出来事についての真偽や結果を予測していない妥当性判断の対象外とした記事です。

 

掲載日:2024年1月14日

テーマ:「暗く見られる人」が印象を変えるためのひと工夫

ちょっとした行動で気分も印象も大きく変わる

 

掲載日:2024年2月16日

テーマ:「能天気な人」と誤解されてしまう危ういクセ

「人とは笑顔で接する」が常に正解とは限らない

 

掲載日:2024年3月14日

テーマ:感情表現で交渉や面接の結果を有益に変える方法

人間の話し合いは理性以外の要素も大きい

 

掲載日:2024年4月4日

テーマ:「職業差別発言」川勝知事会見を心理分析家が解説

「自分は問題発言をしていない」と思っている表情とは?

 

掲載日:2024年5月5日

テーマ:中森明菜復帰後の歌唱表情に見る36年前との変化

表情分析家が公式YouTube映像を解説

 

掲載日:2024年6月14日

テーマ:しまむらAIモデル「瑠菜」魅力を感じさせる特徴

平均顔に絶妙なアレンジが加えられている

 

掲載日:2024年6月29日

テーマ:渡部建「地上波生出演」に嫌悪を感じる人がいる訳

「明らかな緊張」の裏にある渡部氏の心情とは?

 

掲載日:2024年7月18日

テーマ:恐怖心がない?トランプのガッツポーズに危うさ

常人離れした度胸は無謀と背中合わせ

 

掲載日:2024年8月13日

テーマ:スマホの子供への悪影響は保護者の使い方だった

子供の使用時間と心の成長に関連は見られなかった

 

掲載日:2024年9月3日

テーマ:「兵庫県知事」嫌悪表情に表れた自己正当化の心理

反省の言葉を述べながらも追及には納得していない

 

掲載日:2024年9月28日

テーマ:兵庫県知事「鋼のメンタル」は強烈な自己愛が形成

出直し選挙では勝てる可能性を感じている

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おまけ:京都蓮久寺の七福神様。皆さまに幸あれ。

 

それではよいお年を。

 

 

清水建二