微表情

フラッシュのように一瞬で表れては消え去る微妙な表情、微表情。このブログでは、微表情、表情、顔を始めとした非言語コミュニケーションの研究や実例から「空気を読む」を科学します、「空気」に色をつけていきます。

『顔は口ほどにモノを言う!ビジネスに効く 表情のつくり方』に込めた想い②―説明知と生活知とのハイブリッド

 

3冊目となります拙著、『顔は口ほどにモノを言う!ビジネスに効く 表情のつくり方』(イーストプレス)を2017年12月7日に上梓させて頂きます。

 

本日は本書にかけた想い第二弾です。

 

私は自分の仕事を通じて自分の考えを世の中に表明したいと日頃より考えています。私の考えとは、科学と経験のハイブリッドを実現し人生を輝かす、です。

 

科学的な知識を膨大に持つものの、それが人生や世の中をより良く生きるための使える知、生活知にならなければ意味がないと考えています。

 

「身振り・手振りを使うと人に伝えたいことを鮮明に伝えられます」と身振り・手振りをしないで伝える人では意味がないのです。

 

一方で、経験的に得られた知識を豊富に持つものの、それが客観的に説明可能な知、説明知にならなければ意味がないとも考えています。

 

「見てればわかるよ」と永久にその知が暗黙知のままの人では意味がないのです。

 

私は信じています。私たちの理性による深い思考と血の通った経験とのバランスがとれているときに、最も人生を輝かせることが出来るということを。

 

そんな想いを今回のコミュニケーション本、『顔は口ほどにモノを言う!ビジネスに効く 表情のつくり方』に込めさせて頂きました。

 

専門書でもない、経験側本でもない、その間隙を往来する科学―経験ハイブリッド本です。知識を体験に、体験を知識に落とし込みたい人に是非、読んで頂きたい書籍です。

 

 

清水建二

紹介図書 

ビジネスに効く 表情のつくり方 (顔は口ほどにモノを言う!)

ビジネスに効く 表情のつくり方 (顔は口ほどにモノを言う!)