微表情

フラッシュのように一瞬で表れては消え去る微妙な表情、微表情。このブログでは、微表情、表情、顔を始めとした非言語コミュニケーションの研究や実例から「空気を読む」を科学します、「空気」に色をつけていきます。

表情分析を学ぶ、分析する、教える

 

近年、表情分析に興味があるので、弊社で働きたい、インストラクターになりたい、というありがたいメールを頂くことが増えております。

 

表情分析に興味を持って頂き、私と共に歩んで頂こうとされるお気持ちは大変嬉しいのですが、科学的分析をする、あるいは仕事にする以上は最低限の知識やスキルが必要です。

 

「知識やスキルはありませんが、興味があるので勉強させて下さい。」「科学は知らないけど才能はあるのでお力になりたい。」とお問い合わせされる方は、まずは「表情・しぐさ分析総合コース」を受講されることをオススメします。6ヶ月総講義時間24時間にわたって学んで頂きます。次の開校時期は、10月です(8月にHP上で申し込みを開始します。)。

 

講義の24時間とご自身での学習を合わせておおよそ50時間~100時間くらいで、日常・ビジネスで表情分析の知見を広く活かすことができるようになると思います。

 

学術的に研究・分析出来るレベルを整えたい方は、「表情分析エキスパートコース」をご受講されることをオススメします。来年の4月頃開講予定です。これも基本講義時間自体は、6ヶ月24時間ですが、実際に分析できるようになるまで、500時間~1000時間ほど鍛錬を積む必要があると思います。

 

「インストラクターになりたい。」「教える側になりたい。」と望まれる方は、資格取得を前提としたコースの設置を検討中です。現在お持ちの心理学の知識・スキルなどにもよりますが、ご自身の学習時間を含め5000時間~10000時間はかかると思って下さい。数十時間の学習で人間心理を教える側に立つのは到底無理です。さらに本当のプロと名乗るには英語は必須です。TOEIC900程度は取得して下さい。英語で専門論文を読めなければ、表情分析や感情心理学に関する最新知識を得ることが出来ません。

 

少々厳しい書き方をしてしまっていますが、表情を読むをことを科学にする、あるいは仕事にするには、それだけ研磨が必要だということをご理解下さい。

 

 

清水建二