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微表情

フラッシュのように一瞬で表れては消え去る微妙な表情、微表情。このブログでは、微表情、表情、顔を始めとした非言語コミュニケーションの研究や実例から「空気を読む」を科学します、「空気」に色をつけていきます。

赤ちゃんの味覚と表情変化

教育

 

本日は赤ちゃんの味覚と表情の変化に注目してみます。

 

赤ちゃんの舌に、甘味、酸味、塩味、苦味のある液体をたらします。

その時の赤ちゃんの表情は、それぞれ…

 

甘味…リラックスし、笑顔になり、吸う、動きをしました。この動きは、母乳の甘さと関連があると考えられています。

 

酸味…目を細め、唇をキュッと結ぶ動きをしました。本能的に避けた方が良いと感じる味のようです。確かに酸味は腐敗しているモノの可能性がありますからね、私たちは本能でそれを選別出来るのだと思われます。

 

塩味…生後4ヶ月までの赤ちゃんの表情には何の反応も現れませんでした。塩味は、出生後に成熟される味だと考えられています。

 

苦味…口をあんぐり開けた動きをしました。これも酸味同様の解釈です。口を開ける動きは、感情としては「驚き」と「嫌悪」の可能性があります。苦味のある液体を感じ、それを摂取しないように口を開けたままに維持しているということから、「嫌悪」の可能性の方が高いと思われます。

 

こうした実験を通してわかることは、どの味覚が生得的なのか習得的なのかわかります。実用的には、言葉を話すことの出来ない赤ちゃんの表情から赤ちゃんの好き・嫌いな味がわかるということがわかります。

 

この赤ちゃんの好き嫌いですが、当然、個人差があります。

さらに時期的なものもあります。

 

次回は、赤ちゃんの味覚変化と味覚に対する個人差についてご紹介したいと思います。

 

 

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清水建二

参考文献

Steiner JE. 1977. Facial expressions of the neonate infant indicate the hedonics of food - related chemical stimuli. In: Weiffenbach, J.M. (ed): Taste and Development: The Genesis of Sweet Preference. Washington, D.C., U.S. Government Printing Office.