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微表情

フラッシュのように一瞬で表れては消え去る微妙な表情、微表情。このブログでは、微表情、表情、顔を始めとした非言語コミュニケーションの研究や実例から「空気を読む」を科学します、「空気」に色をつけていきます。

微表情の効用

 

「あの人は空気が読める(もしくは読めない)からね」とか、「彼女は、“察する“のが得意(もしくは不得意)だ」といったようなビジネスや日常生活で出会うこれらの能力には、どんなスキルが隠されているのでしょうか?それらを解き明かすヒントのひとつとして、微表情という分野があります。

 

 微表情とは、フラッシュのように一瞬で顔に表れては消え去る微妙な表情のことです。無意識のうちに表れるので、本人には自覚がなく、取り繕うこともできません。しかしながら、あまりに素早く表れて消えてしまうため、そのほとんどは、相手に気づかれることなく見落とされています。その種類は7つで、「幸福」「軽蔑」「嫌悪」「怒り」「悲しみ」「恐怖」「驚き」です。そしてこれらの表情は、全ての人の顔に表れ、全ての人類が共通して持っているコミュニケーション・ツールなのです。

 

それでは私たちはこのツールを使って何が出来るのでしょうか?微表情を活用する効用としては、以下のようなものが挙げられます 

 

・ 商談、交渉の場面で相手の隠された感情をとらえ、話の軸や方向性を調整できる

・ 採用面接、人事面接の場面で適切な人材を見出すことができる

・ 組織やチームをマネジメントしていく上で、良好な人間関係を構築できる

・ 医療関係者は、患者の「言葉にできない感情」をくみ取ることができる

・ 夫婦ゲンカや恋人とのケンカの際に、隠された感情の“危険信号”を捉えることができる

・ 子どもが親に打ち明けられない「いじめ」を見つけることができる

 

このページでは、微表情、表情、顔を始めとした非言語コミュニケーションの研究や実例を紹介し、言語化されない「空気」をどう読んでいけばよいのか、どう「可視化」すればよいのか、そうしたことについて考えていきたいと思います。

 

 

    清水建二